想像できないことだけど。

今朝。
ふと思い出した。
あ、今日
スウェルシーズン来日だって。
1月に観たけど
もう一度観ようか
どうしようか
夕方まで迷ってた。
だって
今朝も今朝、思い出すなんて。ね。
でもチケット7500円。
ならば今日は
『ダブリンの街角』のDVD
でも買って帰って
お家で
グレンハンザードの声
独り占めもいいかもって。
ライヴはあきらめました。
結局
DVDを買うかサントラを買うか
秋葉のタワーで悩んだ挙句
決めかねて
今YouTubeでその
歌声を聴いてるところ
なんだけど。
代わりに
となりの有隣堂で三島由紀夫の
「夏子の冒険」と
東野圭吾のエッセイを買った。
ここで文庫を買うと
カバー選ぶのが楽しみ。
大抵、アイボリーか
さくら色にしてしまうのだけど
夏子はジャケットの雰囲気に
すごくマッチしたサックスに
してみた。
そうやって
ぷらぷらしてるあたしに
バンドのメンバーKージーから電話。
「姐さん、オレ肺全摘しちゃったよ」
えーーーーーーー?
ナニ?ナニ?
聞いてない?
人間って肺なくて生きられんの?
あ、片方?
でも片方じゃできないこともあるでしょ?
フットサルは?
お酒は?
これからサーファーになったりも
できないの?
矢継ぎ早に質問攻め。
電話の向こうでは
弱々しい声のKージー。
おととい、サル友のYっちから
「転勤でシアトルに行くことに」
なんてメールで
がつんとやられ
今日はB当から
「就職したから呑みましょう」
という喜びの声も届き
ああ、いろいろあるものよなぁ
と、人々の変化に
一喜一憂していたところ
だったんだけど。
さらに驚かされて
もう人生というのは
なんというか。
でも、もしかしたら
もっとひどいことに
なっていたかもしれないのを
全摘ですんだ、とも
言っていたので
それは幸い、と
呼ぶべきなのか。
神様、でもどうかどうか
彼をよろしく。
きっと不自由なことが
これからたくさん
待っていて
そのたびに
どんなに傷つくのかと思うと
姐さんはつらい。
とはいえ、所詮他人ごとで
あたしにはその痛みなんて
わかりようもないのだけど。
「ドラゴン出れないかもしれなくて
申し訳ないんだけど」
って、そんなこといいよ!
それよりねえ神様、
肺がひとつでも
ギターは弾けるんだよね?

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