桜の下の花嫁。

きのうは。
大学のゼミが一緒だった
友人SKの結婚パーティにおよばれ。
[#IMAGE|c0049455_22554816.jpg|200904/06/55/|right|140|224#]なんと彼女のご実家で。
彼女が生まれた頃に
越してきたというから
あたしたちと同じくらいの年なんでしょう、
桜の大木が玄関にでーんと。
それだけでも
オドロキなのに
ドレス姿の彼女に迎えられて
庭に入ってみると
約60、70人のお客様が。
気持ちのいい
芝生の上で
お天気にも恵まれ。
そして
どこぞのフレンチの
(ごめんあたしが知らないだけだと思う)
シェフつきのケータリング。
飲みものも飲み放題で。
ご祝儀は遠慮しますというので
うすはりのグラスを持参したけど
いやはや、そんなものでは
ききませんよ、これは。
ほどなく始まった会は
マイクまで用意され
主役の二人のあいさつから。
なんでもダンナ様は
15歳年上の55歳。
タキシードを自然に着こなし
パイプをふかす
伊達オトコ。
クラシックカーの趣味が縁で
知り合ったというのも
納得の、シュミを極める、
といったタイプのかっこいい方で。
彼女曰く
「二人がよければいいのではなく
いつまでもそういうものでもないと
思い及んだところがあり
こうして
みなさまにご披露するという機会を
設けさせていただきました」
ということだったけれど
そのスピーチの堂々とした姿にはじまり
その後の会のしきりなど
花嫁であり、司会者であり、
ホステスであり、
総合プロデューサーである彼女の気合が
ほれぼれするほど男前で。
この会を催すにあたっての
気持ちの変化だとか
ならばできる限りのことをしたいといった
気合のようなもの、
そしておもてなしの心意気が
ものすごく伝わってきて
今まで参列した結婚式の中でも
一二をあらわすすばらしいもの
だったような気がする。
あとで
シェフの方もごあいさつ
なさっていたけれど
何ヶ月も前から
彼女がシェフと打ち合わせをしていたそうで。
しかもそのお店のケータリングの
第一号なのだそうな。
料理は
モッツァレラや生ハムが
たっぷり入ったサラダと
メインが骨つきの肉だったけど
あたたかい状態でサーブされていたし
すごく美味しかった。
披露宴でどんどん料理が出されて
食べ切れなくて残したり
冷ましてしまったりということも
ありがちなのに
そういう思いもせず。
そういう意味でも
バツグンでした。
客がすべて花嫁の客だったという
こともあり
ダンナさんはおとなしくされていて
話す機会もなく残念だったけど
うちのゼミの教授とは
話がはずんでいたみたい。
この教授、
実はもう70と聞いて
驚いてしまったのだけど
お世話になっていた学生の頃から
フレンドリーで
その後も
数年に一度飲みに行ったり
私は参加してないけど
別荘にご招待いただいたりと
気軽におつきあいさせもらっていて
この日もあたしは
教授とほとんど話をしてました。
まだ現役で社会学など
なさってる方なんですが
最近会うたびにお茶目になってくのが
いい感じなんだわ。
3時間ほどの会も
あっという間。
まだ陽が高いと
のんべえが集って
パスタ屋などに寄り
ワインをがんがん飲み続けてましたが
この日あたしを酔わせていたのは
彼女のゆるぎのない精神からにじみでる
美しさでした。
庭のシンボルになっていた
あの桜よりもずっとずっと
美しい。
人生の岐路に立った時
このような美しさをもって
自分は何かを決断してきただろうか。
もっと真剣に生きなければ。
そんなことを思わせてくれた
彼女の結婚は
久しぶりにうらやましいものでした。
ゼミが一緒だった、ぐらいな
形容詞しかつかない関係なんだけど
なんとなく昔から
彼女の男気は感じ取っていたので
あたしの知ってる範囲での
「彼女らしい」会だったし
変わらない彼女がうれしかった。
こんな
忙しい土日だったけど
がんばってお弁当料理。
・切りこんぶ
・もやしとパクチーとささみのナンプラー和え
・ポテトサラダにんじん入り
・おくらとしめじのしょうがめんつゆ漬け
・じゃがいもとピーマンの炒めもの
今朝はそれに青大豆を煮ました。
実は先週あたりから
カロリー過多だ!と
感じてはいたけど
今朝ふきでものができていて。
お弁当でせめて
立て直せればと思う。
でも明日もまたフレンチなんだな。
やべ~~~~~~~。

「桜の下の花嫁。」への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    おはようございます
    素敵ですね~

    私は先に入籍してて、
    半年くらいしてから披露宴をしたのですが
    皆様に“お披露目する”という行為は
    認めてもらえた、ようで、ちゃんとしないと!
    という責任感も感じました。

    という初心を最近すっかり忘れていることを
    気付かせてくれた日記でした(笑)

  2. SECRET: 0
    PASS:
    綺麗・・・。素敵・・・。
    豪邸なんかどうも思わないけど、自身のプロデュースっていうところが、もう、滅茶羨ましいなぁ。
    こういうのが嫌味にならない人柄に感心します。
    お幸せに!

  3. SECRET: 0
    PASS:
    yossinaさん。
    そういう気持ちって持続するの難しいのでしょうね。
    あたしはそこにすら至ってない、、。
    しかし朝早いですね!

  4. SECRET: 0
    PASS:
    南球センセイ。
    ほんと、あっぱれでしたよ。
    あたしも近いうち・・・・バコっ!(←自分つっこみ)

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