あたり前ですが、立ち上がれないほど立ち飲んではいけません。

今朝、実は遅刻した。
先週仕事の山を越えて
気が抜けた、と
言いたいところだけど。
立ち飲みすぎた、とは
口が裂けても言えない。
だいたい
酒呑みのルールに
反するのだ!
酒で遅刻するなんて。
敢えてここに書く。
さて
きのうは。
洗濯がだいぶ片付いてにんまり。
帰りが遅くなりそうなので
ちょっとお料理。
さばのそぼろ、と
うるいの酢みそ和え、
あとはきりこんぶを洗い、
なべにはこんぶを浮かべて。
それから。
石川町のカリスマんとこに
髪切りに。
ほんとうは
先週行こうと思っていたのだけど
カリスマがアメリカに渡っていられて。
14:30の予約の前に
川崎の雑貨屋arinkoちゃんに教わった
Fortune nuts』へ。
元町中華街の駅のすぐそばなので
寄り道に便利なのです。
古びたビルの
コの字形の敷地の奥に
文字通り異彩をはなってる
楽しげな窓が。
扉を開けると毒をぬいたオザケン、
(あ、これほめ言葉ネ)
といった雰囲気の
店主T口さんの笑顔。
二度目なのに
なんだか安心できる空間なんだよなぁ。
しかもたくさんの雑貨たちは
いちいちあたしの気を引く。
来週、リニューアルして
ものが増えるとうかがい
想像するだにわくわく。
ちょうど知り合いの方がいらして
話が耳に入ってきたのだけど
赤子を抱いているのはどやら
T口さんの奥方らしい。
ありん娘ちゃんから
うわさを聞いていたので
思い切って話しかけてみる。
あたしが来た経緯などを話すと
「わざわざありがとうございます!」と、
ほんとにうれしそうにしてくれて。
いや、こちらこそ
そんな顔されるなら
来ますよ、いくらだって。
ぐらいな。
赤ちゃんは
生後5ヶ月のY之丞くん。
ママに似て色が白くて
つるつるで女の子かと思った!
時間が来たので
ちょこっと買い物してお暇。
今日の戦利品はコレ→
スクーターのピンバッジ。
色がなんともいえなく好き!
エイミーマンのジャケットと
色が似てる(ので載せてみた)。
と、ビアホルダー。
そう、缶ビールがぬるくならない
魔法のホルダーです。
カリスマのお店に
2分遅れぐらいで着くと
タッチの差で元祖が先に着いたらしく。
このあと飲み行くつもりで
時間をあわせていたのだけど。
arinkoにしても
このカリスマ美容室にしても
元祖が紹介してくれたのだけど
実に居心地がよくって
すてきな出会いをさせてもらって
感謝してる。
カリスマの
はさみのテクニックは
もちろんなんだけど
あのお店での時間は
ほかにはない大事な時間。
とくに
きのうみたいに
窓からあたたかい光が刺しこんで
流れる音楽と床の反響の
バランスがとてもいい日が
最高なんだ。
そんな日に流れる
カリスマセレクトの
音楽によくやられる。
ジョニミッチェル
エイミーマン。
ケイトブッシュでも
あそこでは違う風に聞こえる。
きのうかかってのが
マリールーリード。
その足でCDを買いに行こうかと思って
アルバムのジャケットのことまで
たずねたのだけど
家でYou Tubeでみてみると
なんだか違う。
あの部屋全体が
あたしには一番心地いい
スピーカーみたい。
つまりは。
あたまの中も外も
さっぱりして
元祖と店を出て
ぷらぷらと元町を散歩。
やっぱり連れて行きたいので
『Fortune nuts』へ
再訪問。
「友達連れてきました~」
って。
横浜は元祖の方が
明るいし、近くに友達も
おおぜいいるらしいので
また和が広がりそう。
カリスマの店の
ショップカードを渡して
「二人ともここで切ってきたんですよ、
かわいい一軒家なんで今度
見に行ってみてください」
なんて話すと
「ああ、代官坂の!」
って、T口さんも
知ってらしたりして。
やっぱり
「つながって」るんだよね。
『Fortune nuts』をでて
車橋のもつ屋へ。
ここは
この日たずねたふたつのお店とは
正反対の色合いの
おやじの集まる
安い立ち飲み屋。
先日元祖に
連れてきたもらったのだけど
ウワサ通り、ほんとに
「内臓」たちが美味い。
塩ユッケ、レバーの串が
特に!!
でもビールが
アサ○で、「惜しいな」
なんて言っていたら
「サッポ○に変わってた!」との
元祖からの報告。
というわけで
再訪問。
こういう店で女子の二人連れは
目立つんだけど
まあ物怖じしなければ
店もほかの客たちも
受け入れてくれる、という
そういう雰囲気で。
だからといって
立ち飲み屋なのに
何時間いたー?
その事実自体
ひっかかるし
いろんな意味で
思うことの多かった、
その複雑な話はまた。
考えはじめると
寝られなくなっちゃうんでね!

「あたり前ですが、立ち上がれないほど立ち飲んではいけません。」への8件のフィードバック

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    おおお、車橋、行かれたのですね!
    まあ、20代前半の美人が一人で佇んでいたら浮くでしょうけど、もはや30過ぎてたら、美人でもスタイル抜群でも関係ないです。お客のオヤジサン達がわけ隔てなく可愛がってくれると思います。思うに、立呑の醍醐味って”腰が落ち着かない”ところにあると思います。「飽きたらいつでも帰っちゃるけん」「オラァ、まだ酔ってないよ、しっかり立ってるかんね」「綺麗なネェーチャン来たら、移動しちゃうかんね」とか、色々な思惑はともかく、座って飲むより可動範囲が大きいので、景色もバラティーに富んでる。もう、殆ど360度可視ですから。目から入る刺激は心象に残りやすいので、つい、アドレナリンがたくさん出て、ハイになっていくのではないでしょうか?しかもAwayだったんですよね?酒は”呑む”だけではなく、たまには”呑まれて”もいいと思いますよ、私はしょっちゅう”呑まれて”ます(笑)。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    南球センセイ。
    安心しました。なんというか、あたしのような「シロウト」が
    あのようなディープな店で飲むのはおこがましといおうか
    ささっと呑んで帰るべき店で、だらだらと金に糸目もつけずに
    飲んでしまったというのは、あの店を愛する方々からみると
    「わかってない!」と言われるじゃないかとか。
    そんなこと考えていたもんで。
    アウェイだしね。
    でも酒に呑まれるのはごめんだーっ。(ってかそれは卒業。苦笑)

  3. SECRET: 0
    PASS:
    いやいや、お店のお客さん達は、歓迎こそすれ、排他的なところなんかないと思いますよ。「お、可愛いオネェーちゃんが来たねぇ、最近の若い子はこんなところでも呑むんだねぇ~、嬉しいねぇ~、お近づきになっちゃおうかなぁ」ってな感じだと思いますよ。酒に飲まれることの効用・・・それは翌日自己嫌悪になることにより自省を促すことです!!
    あ、淡路のおばちゃんの面倒よろしくお願いしま~っす!!

  4. SECRET: 0
    PASS:
    南球センセイ。
    なるほど、にーさんは一歩先を行ってますネェ。
    淡路、再訪したく!渋谷に縁がないのですよ~。

  5. SECRET: 0
    PASS:
    すんません。
    わしの責任はとても、大きいかと…。
    話、止まんなくなっちゃってさ。で・も・
    隣りの“ホーム”な人たちから、キミ、歓迎されてたじゃな~い。
    馴染まなかった? いつも、呑まれちゃってる、わしは。
    どうやって、死ぬんだろか。最近は考えるよ。
    いや、マジ、すみませんでした。

  6. SECRET: 0
    PASS:
    話が止まらなかったと・・・それ程までに楽しい話題が満載だったと・・・で、もう、勢いに任せ飲んじゃったと・・・しかも、金にいとめもつけずに、内臓系をガンガンいったということですな!?
    私も一緒にいたかった(無念)。
    今度は誘ってください(懇願)。
    追伸:死に様≒生き様・・・自殺以外なら全部許容ですね、私は、ハイ。

  7. SECRET: 0
    PASS:
    元祖どの。
    まったくあなたの責任なんかではなく
    楽しかったのは楽しかったんで
    伝わらなかったらごめんなさい。
    なんつーか、相変わらず中途半端な温室の花から
    抜け切れてないなーという
    自分へのメスですよ。

  8. SECRET: 0
    PASS:
    南球センセイ。
    いや、たいした話じゃないです、
    わざわざ来日していただかなくても。笑。

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