帰巣本能、犬なみ。

三連休3日めのこと。
やっと休みらしく
家の片付けとか
クリーニング屋行ったりして
ひじきを煮たりさといも洗ったりしていたら
もう美容院へでかける時間。
この日は石川町の
カリスマのところでなく
恵比寿の七○田さんとこへ。
カラーのみで平日ならば
会社近くの
彼が前いた店に行くことが
多いのだけど
休日に行けるタイミングができた時は
できるだけ恵比寿に、ね。
突然辞めてしまった七○田さんに
ここを通じて出会わせてくれた
Aりちゃんへの感謝もこめてね。
久しぶりに行ったら
髪がつやつやだね~
何かしたの~?と言われた。
もしかしたら
先週からわかめスープに凝ってるせいかな。
半信半疑ながら
ほかに思い当たらないので
今も飲んでたりして。
これ、寒い時にいいのよねぇ。
わかめとしょうがと大根なんかと
とりガラスープとめんつゆと
ちらっとゴマ油たらして。
ってか髪には自信がないからね、
うれしかったの。
七○田さんとこ
といっても
彼はトップスタイリストなので
カラーだけで指名するなんて
まったく失礼な話で
結局いつもアシスタントのKズさんに
やってもらうことが多いのだけど
この日は久しぶりに
ハイライトの部分の細かい作業を自ら
やってくださり。
いつもは馬鹿ばっか言ってる彼も
やりますね、、、
って誰つかまえて
言ってんだって?
しかも
彼はなかなかのイケメンで
あたしは目の保養もかねて
行ってるくせに
ついへらず口をたたいてしまうのだよ。
まあそういうノリが
楽しくもあるのだけどね。
たぶんあちらも。
しかし
あまりにあたしがカラーの内容に
興味持たないので
「今日はこんな色にして
全体的に縦にラインが入って
それが光の加減でね、、」
といろいろ教えてくれるのだけど
「ああ、トラッキーか」
と、あたし。
最悪ですね~。
でもふつう、
自分の髪の色とか
そんなに気にしてるもん?
どんな色ってプロなんだから
まかせるから決めてくれよ、
と言っていつも
苦笑いされるんだけど。
間違ってる?
この日は
朝はそんなに降るようには
感じられなかったので
油断して小さな折りたたみで
来たのだけど
店を出ると結構な雨。
次の約束まで時間もあったし
ぷらぷらして傘を買いました。
紫のギンガムで
柄がごつごつして紳士の傘風。
ちょっとうれしい。
その傘さして麻布十番へ。
例の友人の店『Solana』。
三度目なんだけど。
この日は
はじめて訪問の渋谷のYにつきあい
Kみ、神楽坂のFも一緒に。
休日なので
早めに集合しようか」と。
・・これがいけなかった。
結論から言うとね~
何時にはじまっても終わるのは終電なわけで。
土曜の8時間に続き
5時間ちょっと?
またやってしまいました。
過ごした時間を後悔しているわけでは
ないのだけどね。
なんとなく乱暴に過ごしたような
そんな心残りがあったりして。
たとえば。
昼から何も食べていなくて
おなかすいてたあたしは
不覚にも楽しみにしていた
「A5のタルタル」を
ゆっくり味わうことなく
ぺろりといってしまった!
そんなに得意でもない赤ワインを
みんなと同じペースで飲み
ボトル4本もあけてしまった。
1軒で帰ればいいものを
ついもう1軒行ってしまった。
と、この話はあとでするとして。
話がはずんだせいでもあるのだけど
でも明らかに酔っ払っていた時間のが長く
せっかくの料理の味が
どの程度わかっていたかが疑問。
飲み方のね、緩急を
つけられるようになりたいのだよ。
そこは課題。
身の丈にあった飲み方という
観点からもね。
この日頂いた料理は
ホロホロ鳥の白レバーブルーベリーソース
松坂牛A5のタルタルアボカド
秋刀魚のふんわり団子といろいろ野菜
和牛トリッパアキレス腱、牛すね肉ぴり辛トマト煮
大山鶏もも肉・すなぎも・ハツ・レバー
ボルチーニ茸きのこ大山鶏チーズリゾット
秋刀魚の棒寿司
トマト味を
あまり好んで食べないあたくしですが
この日はトリッパが一番美味しかったな~。
しかし細かく感想がかけなくて残念。
で、さすがに始まりが早かったので
23時ぐらいにはお暇したあとの
もう1軒の話なんだが。
駅の近くで二手に別れたところで
Yがさっき別れたKみに電話してる。
この時点で
「おまえは酔ってる」と一喝すれば
いいものを、あたしも
もう少し飲みたい気があって
店をさがしつつ、別れた二人を
Yとともに呼び戻す。
Yはといえば
すでに半分眠ったり
言動もおかしくなっているし
あとから合流した二人も
まともかと思いきや
あとで思えば
オーダーのラインナップが
明らかにおかしい。
さんざ食べたあとに
馬刺しを頼んで
しかもおいしくなくて失敗した
あたしもあたしだけど
Kみはお茶漬け、
Fはチャーハン。
さっきの店でリゾットだの
棒寿司だの
おコメばりばり食べたじゃん!
そんな状態で
店はラスト、
終電も近くなったので
いそいそと帰ろうとすると
Yが眠ってしまって
動かない。
もー知らん!と
Fと先に店を出て歩きだして振り返ると
どうやら店からは
Kみが連れて出てきた模様。
そこで遠めに手を振って
自分の終電めがけて
さっさと帰ったあたしだったのだけど。
そのことが
次の日ずっと
あたまを渦巻いていて。
時間もないし
みんな酔ってるのに
2軒めにすすんで行った感があるし
眠ってるYをさっさと見捨てて
思えば一番家の遠い
Kみに押し付けて
帰ってしまって。
いざとなった時の
自分の薄情さ。
もしかして大変なことが
起こっていたらどうしよう・・
なんてこと。
朝早速
Yからは
「何かそそうしてたらごめん、
 気付いたら家だったけど」と。
F「2軒めは寝てたけど大丈夫じゃない?」
Y「2軒め?へ?知らない」
と、いうあきれた会話が交わされ
一番気になるKみから返信がない、、と
思ったら、夕方になって
K「あのあと3軒め行ったんだよ、
 でも終電で帰ったけど」
って!!
なんてことでしょう!
こやつら!!
もうあきれてものも言えません。
あんなに置いて帰ったことを
後悔したのに
次行っただって?
しかもちゃっかり電車で帰ったって?
K「酔っ払ってたけど
帰巣本能はあるから」
だと。
しかも
K「今日も飲みに行っちゃった、
 寝癖が気になってたんだけどね~」
ったく。
これこそ本当の酒のみだね!
あきれを通り越して
さわやかでさえあるよ。
決めた、
もうあたしはこの人らと飲む時は
心配なんてしてやらない。
まあかくいう自分もちゃっかり
帰ってるし
結局似た者同士ってことか。
たしかに
この仲間って
いつも次の日
だれだれちゃんは大丈夫だったか?とか
覚えてないんだけど、何かしてたらごめん
といったメールが
飛び交うのだけど
結構みな無事でいるんだよね。
もしかしたら
すごいのかも。
そしてこいつら見捨てて
何かあったとしても
本人たちのせいにしてやろーって
思った。
どうにかできんだろ。
そう
それぐらいできないと
酒なんて呑んではいけないのだ!
・・・
という結論はたぶん
『Solana』の店主はがっかりするだろうな。
てへ。(←許しての意)

「帰巣本能、犬なみ。」への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    また行かれたのですね、優秀(笑)

    あそこのトリッパ美味しいですよね。
    私も以前はそういう飲み方をしていましたが、走るようになってすぐに酔うのと、早寝早起きなので遅くまで起きてられない体質(汗)
    もう少し飲みたかったなぁーという思いを残して帰ります。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    yossinaさん。
    あたくしも見習って腹八分目目指します・・・
    トリッパはわずかな記憶ですが、たしかに
    美味しかったのです!
    こんな味わかんないやつに来られても
    あまりありがたくないでしょうが・・・涙

  3. SECRET: 0
    PASS:
    yossinaさん。
    何度か店主に「シーッツ」とたしなめられました。恥。
    でも楽しかったです!(ひらきなおりっ)

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