ぶれない軸をおったてて。

最近入ったバイトの子。
いつも無表情で
気になっていたんだけど。
若いのにもっと
きゃぴきゃぴして
おしゃれしたりすれば
いいのに~
なんて老婆心、でね。
仕事で話す機会も
なきにしもあらずなんだけど
なんとなく
のれんに腕押しな
反応の子で。
でも
ある月曜日に
ひっつめてた髪を
ばっさり切ってきたので
「ずいぶん切ったね」
と仕事以外のことで
話しかけたせいか
やや困惑気味だったけど
「似合う、似合う」
と言ってあげると
恥ずかしそうに笑ってくれた。
はじめて見た彼女の笑顔、
やっぱかわいいじゃん。
それから
すれ違いざまに
ふっと笑いかけたり
してくれるようになった。
その後は服装にも
変化がでてきたように見える。
年上のおねーさんばっかの中で
緊張してたのかもしれないけど
もしかしたら
このままじゃ
いけないって
思ってのことなのかな。
今年行った
夏フェスのことを
思い出したんだけど。
・・あ、そういえば
3日めのレポートまだ
書いてないな。
9月に博多の海辺で開催された
フェスは
ほとんど地元民だけが
集まるフェスで
まーあたしは
チバ追いかけて行ったんだけど
そこに来ている子たちがね、
すんごいかわいい子ばっかだったんだ。
なんとゆーか
かもし出すもの?が。
うちらは
何泊もするし
気合十分で
大荷物を背負ったりして
まあ他のフェスじゃ
まわりもそんなで
気にもならなかったのだけど
このフェスは
地元の子が普段着で
ふらってでかけてくるような
そういうノリがあるらしく。
フェスというより
海に行こうか、
ライヴも観られるし、
ということらしく
サンドレスやら
水着に近いホットパンツなんかで
派手な夏メイク
ハンドバックひとつ。
おおい
そんなかっこじゃすぐ
犯されるぞ~
って感じでもあるのだけど
なんだかやらしくないのだよね。
数人で色違いのワンピーズを
着ていたり
その雰囲気が
なんとも明るくて
こちらが気後れしてしまうぐらい。
だいたい
海のそばの子たちってのは
明るくて
ノリがよくって
そんでもって
フレンドリー。
だから
このご時世ながら
困っている人がいれば
話しかけるのは普通だし
そのフェスでも
あたしたちの食べているもの見て
「それどこで売ってるんですか~?」
なんて
自然に会話されることもしばしば。
そういうのを見て
ああ、女の子はああでなくっちゃ!
女子校時代は
なんだかすかしてて
きゃぴきゃぴ群れる、なんて
こともしてこなかったし
どっちかというと
男の子とバカやって
大人の顰蹙浴びる、という
タイプなので
女子の群れの騒ぎは
苦手なんだけど
ああやって
着飾っていつも大笑いして
誰彼なく引き込んでしまう、という
勢いもいいなぁと
ちょっと憧れの気持ちで
見ていたんだよね。
とは言っても
きゃぴきゃぴするトシでもないし
キャラも違うから
そこまで無理はしないけど
せめて服装ぐらいは気を遣って
おおらかに笑って
過ごしたいよな~と
思ったのでした。
不器量は
愛想で勝負するしかないと
昔っから言われてることだしね。
ふん。
そんなことを考えた
あとだったので
バイトちゃんを見て
もったいないよな、と
思ったわけ。
あ、彼女は決して
不器量なんかでは
ないですが。
さて
前置き長くなったけど
(前置きかよ!)
きのうは。
遠方のしずには悪いけど
☆とあたしの会社近くのバー
竹橋は『Verudula』へ。
昼間に予約の電話を入れたのだけど
その時に
そこの女バーテンダー
タイコさんが
やめてしまったことが発覚。
実は
ご無沙汰していたので
そろそろ顔出したいね~と
☆とはさかんに話していたところだったので
ものすごいショックで。
まあでも
ほとんどお酒を作ることがない店に
バーテンダーのタイコさんが
いつまでもいる意味は
なかったのだと思うし
たぶんステップアップして
くれているんじゃないかと。
そう願いつつ
20時に訪れると
やはりタイコさんの姿ナシに
少しがっかり。
新しいおにーさん、
じゃねーな、だいぶ若そうな
バーテンダーくんが
迎えてくれたのだけど。
帰りがけに
聞いてみたらば
彼は先月入ったとのこと。
ということは
タイコさん、先月ぐらいまでは
いたのかなぁ?
あんなに近くなのに
顔出さなかったこと
ほんとに悔やまれます。
同時に
おいしいパンを焼いてくれていた
若い女の子のコックさんも
いなくなってしまったみたい。
メニューはあまり
変わっていなかったけど
やっぱり料理人が替わると
違うんだよなぁ。
パンの焼き具合とか
ニョッキの塩加減とか
油具合とか。
ほんの、
ほんのちょっと、
なんだけどネ。
コックさんは
イタリアンの方に替わった
という話で
たしかにカルボナーラは
美味かった。
同じものを期待するのも
失礼なので
また新しい味に出会えることを
願うことにします。
会社からは一番といってもいいほど
近いお店なので。
でもパンの焼き方は
今度お願いしてみよ。
さらっとでお願いします、
さらっとで!
しかし・・。
タイコさんには
会えそうな気がするんだよな。
なんだか。
以前
突然辞めてしまった
美容師七○田さんにも
ひょんなことから
お会いすることができたし。
先日も
ネットで知り合ったけど
遠ざかっていた人が
コメントくれたりして
すごくうれしかったのだけど。
会いたいとか
元気でいてほしいとか
そういうプラスの想いってのは
通じるんじゃないかって。
自分の軸さえ
しっかりしていればね。
漠然とそんなこと
思ったりして。
そして
最後になってしまったけど
きのうの本題のしずちゃんの
うれしい話。
あたしもうれしかったんだぁ!
厄があけたみたいで
よかったねーっ。
まああたしは
足場づくりからね。
ぶれないように。

「ぶれない軸をおったてて。」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    これが、パンがおいしいとこか…。
    時間が経つのは、ホント、早いわ。

    やっぱり、『愛と言う、ぞお~!!』言った勝ちだよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です