最後はコーヒーで〆ながら、あたしら曰く。

今日は。
あ、もう
きのう、か。
中学高校の友人10人が
集まるというので
8時半には起きて
掃除と料理開始。
当日まで
ほとんど料理に手をつけてないって
あたしには珍しいのだけど。
なんか今週は疲れたたみたい、平日。
な、わけで金曜夜に
ゴーヤをスライスして
塩もみしただけ。
しずの実家でうまれた
かわいいゴーヤーマンも
一緒にね。
ゴーヤって実は
あたしも作ったことあるけど
素人作ってなんで
たねが赤いのでしょう?
最初悪魔の仕業かと
思ってしまったよ。
収穫の早い遅い?
そもそも品種が違うのか?
ちょっと知りたいな。

10人来る話が
結局7人に減ってしまったのだけど
それでもお客様が来るのって
あたしは燃える。
こういうのがないとね、
掃除もままならないし、あたし。
大嫌いな掃除をして
洗濯したりふとん干したりして
まず作ったのが
パウンドケーキ。
お菓子はね、
自分があまり食べないので
作らないのだけど、最近は。
誕生日当日のFがいたので。
パウンドケーキなら
失敗しないだろうと思い。
ということで
型に敷く紙から作る。
こどもの頃、包装紙で
これを母に作らされたんだよね。
母からゆずりうけた古いパウンド型の
底の大きさをを鉛筆でかたどって。
それと側面用には
型より長めに紙を切って
平らな紙を四角い型にあわせてまげやすいように
底と重なる部分をぎざぎざに切る。
こういうこと教わったのって
やっぱり貴重な体験だと思う。
意外と本にはこういうこと
載ってないんだよね。
型にバターを塗って
そいつを敷き
オーブンをあたためて
生地を混ぜる。
バター100gを室温にもどして
泡だて器で混ぜる。
それに砂糖60g
2回にわけてね。
お菓子作りって
レシピに忠実に
細かいことまで守ってやることが
大事なんだな。
きちんとはかって
手順を守れば
たぶん失敗しないのだと。
だから面倒くさがりのあたしも
そいつを守りつつ、ね。
そこに
薄力粉100g
BP 小1
それとスパイスをあわせたものを
ゴムベラで混ぜ込むって。
でも
このスパイスだけは
てきとーにやってみた。
こいつはケーキのふくらみとかには
関係ない、
「味」の問題だからね。
うちにあった
チャイ用のミックススパイス
(シナモン、ジンジャー、ナツメグ、
カルダモン、グローブ、乳糖)
に、ナツメグと
グローブと
クミンを足してみた。
そこに
ハチミツ大2と牛乳大1/2をチンしたもの。
最後に
ラム酒大1とあったけど
少し多め。
しかもケーキ用じゃなくて
バカルディね。
ラムレーズン100gとくるみ50gをくだいたの。
くるみは少し残して
ケーキのトップにも
載せてみた。
そいつを型に流し込んで
高めの位置から落として
空気を抜く。
こういうこともね、
母に教わったこと。
自然とやってるし。
レシピにあっても
その理由が書いてなかったりして。
そいつをオーブンへ。
いつもは電子レンジのアテハカが
働く。
ぶうん。
その間に
先週しずの引越しの時に
しずのおかんからごっそりいただいた
プチトマトを湯むきする。
沸いてるお湯に
竹ぐしにさしたトマトを入れ
冷水のボールにもどして
皮をむく。
つるんとね。
できあがりをみた友たちが口々に
「めんどくさそ~!」
と言っていたけど
結構楽しい作業で
むいたあとの皮が
白いホーローに浮かんだ様子も
なんだか金魚みたいで
かわいくて、涼しげ。
りんご酢にひたして
タラゴンをかけてみる。
これ、まったくの思いつきで
きのうスーパーで買ったスパイスなんだけど。
これ、
なかなか評判でした。
よかったぁ。
次は
いつものバンバンジーのたれ作って
おくらとしめじの
生姜和えを作ってみた。
残ってたみょうがも和えたら
こいつも相性いいみたい。
そのあと
ケーキも無事焼けたようだし
ビールで一息入れて
足りないもの買い物に。
それから
煮物を作ろうと出汁をとっていたら
先週引っ越したしずが
掃除に帰って来て
うちにも顔出したので
つい飲んでしまう。
多少は手も動いてたけどね。
飲みながら
最近甘すぎて納得行かない
レバーペーストに挑戦。
みりんは使わず
酒だけで蒸し煮にしてみた。
お酒も甘くない料理酒でね。
食べる直前に入れた
生クリームの甘みだけで
どうやらいけたみたい。
「前回のよりなめらかだね!」との
感想もいただき
ひとりほくそ笑む。
そうこうしていると
料理隊のF子と
久しぶり参加のYネが到着。
韓国風のなすのマリネを
作り出す。
あたしは
きのう仕入れて塩もみしておいた
ゴーヤの水きりをして
ツナとレモン汁で和える。
それから
煮ようと思っていた
じゃがいもや
ごぼうや
おからには手がつけられなかったので
あきらめることに。
もやしのナムルみたいなもの、を
作ることに。
これもイメージで
できあがった料理なんだけど
もやしと紫たまねぎに
ヌクナム、レモン汁、
にんにくすりおろし、
すりごま、
めんつゆの入った
たれで和えて。
最後にパクチーどっさり載せてみた。
あとは
ほうれん草とラムのカレー。
なぜかラム肉のスライスが
近所で手に入るので
そいつをひき肉にして
ほうれん草、トマト缶なんかと
煮込んで、カレー粉などで
味付け。
辛みがたりないので
F子が持っていた唐辛子の粉と
豆板醤とか固形スープとか
塩とかこしょうかと
いろいろ足してみたら
コクがでてきたみたいで。
しずはこのカレーと
F子のつくったナスを食べて
帰って行きました。
ってかナス、まだできてないってのに
さっさと食べて行ったよ・・・
こちらのナスには
みつばがたっぷりかかっていて。
網で焼いてむくのは
プチトマトの湯むきよか
よっぽど大変みたいだけど
やっぱこうやって食べるナスは
ほんと美味いよね。
食べ役のTTが来たあたりで
「もう我慢できないから
ワインあけよう」と、
ビール飲みじゃない面々からご提案。
料理もおおかたできたし、と
テーブルにつく。
しかしほんとに
野菜中心のヘルシーメニュー。
いっこも肉らしいものがないし
さっぱり涼しいものばかり。
まるで緑です→
ああ
夏の宴会だーっ。
と、飲んでると
神楽坂のFや、M香、
Kろみにだいぶ遅れてWかちゃんも。
M香に依頼してた
バゲットも届き
レバペー塗って食べる。
Yネがあじをたたきにしてくれて
わけぎをたっぷり載せて。
それとボイルされた蟹を。
これって新しい!
しかも意外と身があったので
びっくりしたけど。
M香のテンションあがってのは
なんだったんだろ~
「甲殻類が好き!」って
言い方的に
どうなの?
で、みなさんが
持ち込まれたワインが
次々にあき
結果シャンパン1
白3
赤2
だったみたい。
まあ控えめ?
それにしても
このメンツなら
そこまでうるさくならないだろう、と
玄関とベランダをあけて
風を通していたのだけど
女子がこんだけ集まれば
やっぱうるさいわ~。
ということで
さっさとしめきって
クーラーにしてみたけど
効果あったのかな?
しかも
お嬢たちだし
そう散らかしたりしないだろう、と
思っていたらば
結構床にはパンくずだの
ワインのしみだの。
ったく、酒の力
恐るべし。
まあいいさ
この部屋は
汚れきったら
みんなの寄付で
リニューアルさせてもらいますよ。
一種の投資だね。(?)
でも
いえ呑みは
本当に楽しいし
美味しいもの食べられるし
安上がりだし
自分の料理も食べてもらえるし
いいことづくめ。
それぞれの近況や
それに反応する
おのおのの
共感や反発や
あきれ顔が
面白くもあるし。
9月には
麻布に店を出すっていうF子のような
人生も尊敬するし
うらやましくもあるけど
あたしはこうやって
小さな楽しいことの
積み重ねで
いいような気もしてくる。
ゆれるアラフォー。
このままでいいのかどうか。
この上には何があるのか。
そのためには何をすべきか。
そんな想いも
あるにはあるのだけどね。
まだまだ不惑、というのには
早いみたいよ、
今の時代は。
にしても
ビール飲み続けた日、でした!

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