それは裏切りじゃなくてつながり

きのうは。
朝9:30ごろ待ち合わせて
Kごん、しずぴ、Oちゃんと
横浜方面へ。
元町・中華街の駅で
☆とB当と合流。
去年に引き続き
山下公園前の海で開催される
ドラゴンボートレースに
出ることに。
去年は
はっちゃきどのに誘われ
知らない人ばかりの中で
やったのだけど
普通は見ることができない海からの風景や
知らない人同士の中から
自然に生まれた団結感みたいのが
おもしろいな~と思って
また出場したいと思い
3月の募集がはじまった頃に
飲み友おやじMMTに声を
かけてみたのだけど。
そしたら
「チームつくんねぇ?」
という話になり。
あっという間に
20人集まり
チームのできあがり。
あたし以外
誰も経験したことがないチームという
無謀な企画では
あったのだけど。
場所取りの事情なんかも
わからない中
去年お世話になった
はっちゃきどの沖縄チームの
近くに陣地を作らせてもらい
早速ビールで乾杯・・?
・・・って
だからぁ!
やっぱり目的は
青空ビールなのか
おやじたちめ。
しかもでっかいビニールシートに
テントだのテーブルだの
でてきて。
これにははっちゃきどのも
びっくりしてた。
「そっち、本気だねぇ」
って。
や、でも本気なのは
その部分だけだから!
はじめましてのメンツも
おおぜいいる中
円になって自己紹介からはじまり。
おか練習でもしようかという
話には、なったのだけれど。
経験者とかいっても
あたしも去年言われるがままに
漕がせていただいただけなので
練習するすべを知らず
はっちゃきどのに来ていただき
わが初心者チームに
ご指導いただき。
感謝です!
背の順、
きき腕、
体重なんかで
並びを決め。
たいこはドラム経験者であり
幼稚園の先生でもあるOちゃんが担当。
一番うしろで船を操る舵取りには
M田さんが。
なんか二人とも的役・・と
こっそりほくそ笑む。
おか練習をしたところで
あっという間に
出場時間に。
船の手前ではきものをぬぎ
円陣くんで
おたけびをあげたりなんかして。
いよいよ乗船。
海に漕ぎ出して行く。。。
これが最高に気持ちいい。
お天気のせいもあったけど
なんとなく水をかいて
すすんでゆくのが
うれしくって。
スタート地点に行くまでに
「うちらうまくねぇ?」
なんて声もあがって
みんなノリノリ。
スタートの合図で
太鼓にあわせて
3槽の船が
漕ぎはじめる。
わがチームは
最初は結構すすんでる感じが
よかったのだけど
どうも右に左にまがってしまい
思うように行かない。
軌道修正しながら
もたもたしていて
ビリっけつ。
結構がんばって漕いだのに。
たどり着いた
氷川丸手前から
迂回して帰るのだけど
遠くにすでにゴールした
2槽が帰ってくのが見える。
「帰るまでがレースだ!」
と前向きな声で
次のレースのための
練習を兼ねて
漕いでみたり。
すっかりみんな
熱くなってしまったのだけど。
タイムを見ると
3:45。
かなり下位な成績。
それがますます
みんなを熱くしちゃって。
もう一本できるレースにむけて
テンションあげあげな雰囲気。
でも実は
あたしはここで
バッくれることに
なっていて。
実は
木曜夜に
同じ土曜日の昼開催の
ヒデサッカーに
あたしの世界一大好きな
サッカー選手
サモラーノ様が来日することが
わかり!
「一生のお願いです。
レース一本で帰らせてください」
言いだしっぺだっただけに
本当に言いにくかったのだけど
謝りモードで
お許しをいただき。
あわててチケット持ってる
女MJの友達にも譲っていただき
無事行けることに。
サモ様は
98年W杯フランス大会で
観たのが最初で。
それまで全然サッカーなんて
観たことがなかったあたしが
あの熱いプレーと
統率力にホレてしまって
すっかりサッカー好きに
なってしまったのだけど。
すぐに
スカパー、WOWOW導入、
サッカー雑誌をむさぼり読み
フットサルまで初めてしまい。
2002年には韓国まで
W杯を観にいって。
でもそう思うと
サモを観て
サッカーに出会わなければ
今つきあってる人の
もしかしたら半分以上
知り合わずにいたかも
しれない。
今回のドラゴンだって
きっかけは
フットサルで知り合った人たちが
ほとんどだし。
サモはあたしの人生を
変えたのだよ、
あらためてそう思った。
サモは引退後
チリに帰って
サッカーに関わる仕事はしないと
断言していたので
監督やコーチもやらず
ユニセフの親善大使とかを
やっていたので
まさかサッカーしてるサモ様を
しかも日本で見られるなんて
ほんとうに夢のようなことで。
これに行かないなんて
あたしには考えられないことで。
そうは言っても
やっぱり一本ぐらいは
出よう!と時間を気にしつつ
出場してよかった。
やっぱりレースは面白いし
おいてゆくみんなと
少しでも気持ちを共有できたし
みんなの気持ちが
勝とう!って団結の方向へ
向かうのも確認できたし。
レースのあと
急いで着替えて
見学に来ていた
出場者の奥様に
無理矢理ウェアを渡し
みんなに「がんばってね!」
と、声をかけて
走って小机にむかった
あたしなのでした。
小机は思ったより近くて
横浜線の中から
あのでかいスタジアムが見えた時は
泣きそうになった。
あそこにサモラーノが来てる!
あたしの人生を変えた
かっこいいあにきが来てる!って。
駅に近づいた頃
同じく観戦に来ていた
1974からメールが来たので
「ほんとうにサモは来てるの?」
と書くと
「似てます」
って。
もーそういう冗談も
受け流せない状態だったよ、、
とそこへ女MJから
「急いで!スタメンです!」。
小机に着いたのが
キックオフの14:00を少し過ぎた頃。
ここから徒歩7分とかあるけど
もうダッシュあるのみ。
親善試合だけに
キックオフ時間をすぎても
だらだらと会場へ向かう人たちを
横目に
同じように走ってる
高校生の男の子と
先を争うように
走り続けました。
最後スタジアムの階段は
一段抜かしで。
40がなんだっ
あたしまだイケルわ!
なーんて。
大汗かきながら
チケットを持ってる女MJに電話。
「着いた着いた!!」
試合中にも関わらず
ゲートにチケット持って
来てくれた女MJ。
まじで感謝感謝なのです。
たしかこけらおとしの
コンフェデカップで来た以来の
横浜国際。
こないだの三沢体験があっただけに
えらい広く感じる。
それでも1階の席を
女MJが買っててくれたおかげで
それでもピッチには
近いから、よかった!
用意していった
双眼鏡を早速取り出し
サモをさがす。
走った疲れと
あまりのうれしさで
手がふるえて
目の焦点もあわない・・・
サモサモサモサモサモラーノ!!!
いたっ。
そこには
ほんとうにあの
サモラーノアニキが!
少しおなかがでて
髪も短くなって
あごもたるんでいたけど
短めのソックスからでていた
あの細い足は
まぎれもなく
サモラーノ様だ!
もう41歳だけど
もう現役のころの速さは
まったくなかったけど
もうヘディングの滞空時間は
それほど長くなくなっていたけど
でもほんものの
サモラーノが観られて
感無量でした。
女MJと
あたしを快く解放してくれた
ドラゴンレースのメンバー、
そしてサモを呼んでくれたヒデに
感謝してもしきれない気持ち。
ありがとうっ。
そして日本に来てくれて
ありがとう!サモ!!
ちなみにこの試合の中継
日テレであるのを知らなくて
たまたま山梨で深夜にやるっていう
情報を先に知り
早速shindouさんに録画お願いしてみたら
快く録画していただくことになったり。
まったくお騒がせなあたしなんだけど
こういう時に
文句一つ言うことなく
協力してくださった
shindouさんにも
まじ感謝感謝!
そしてこういうつながりにも
不思議で素敵なものを
感じます。
試合後
女MJもつきあわせて
ドラゴンの打ち上げに合流。
どうやら二本めは
作戦を練って
配置がえなどをしたおかげで
2分をきったとか。
みなさんもかなり満足のご様子で。
途中で帰って
申し訳ない気持ちでいっぱいのあたしを
誰も攻めることなく
打ち上げに受け入れてくださり。
サモは前半にしかでなかったというと
「間に合ったよかったねぇ」と
言ってくれたAッキーや
「こんなおもしろいもの
おれらに紹介してくれて
ありがとう」とまで
言ってくれたT腹さんの言葉に
あたしは救われました。
こんなすてきな人たちに
出会えたのも
サモ様のおかげ。
きっとそうなんだよね。
実は
サモに会えたことだけじゃなく
そんなみんなの気持ちがうれしくて
うれしさでおなかいっぱいで
せっかくの中華街の中華も
ほとんど食べることなく
ビールだけを飲んでいたあたし。
はじめて連れていった
女MJもなじんでくれていたし
みんなが楽しそうにしているのが
ほんとうにしあわせで
いい一日だったなぁ。
無理言って無理して行ったことも含めて
よかったよなぁ。と。
来年も
また出たいなー。
「おまえ、来年は席ないからな~」
という愛のムチも
心地よい打ち上げでした。
いろいろ万歳!

「それは裏切りじゃなくてつながり」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    文句は言えねぇ〜〜〜べ、姐御に(爆
    だって、フジロック9時間録画してくれたり、朝霧ジャムのチケット取ってくれたり、、、お世話になってマスカラ。。。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    あーすっかり忘れてた。
    じゃ、あと3回くらいは大丈夫かしらねっ(爆

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