だってかっこいいんだもん


純粋に聴けたかっていうと
それは無理な話で。
だって
今のあたしは
空前のチバブーム。
発表された時は
なんで武道館なんかで?
とか思ったけど
買っといてよかった
あたしのチケットBブロックは
望み通りの最高のスポット。
もう誰でもいいから
そこらじゅうの人に
感謝したい気持ちで
いっぱいでした。
関所を越える時にチケット確認されるのが
うれしくて誇らしいなんてこと、
そうそうないよね。
ブロックに入れる人数は
当然限られていて
ほとんどの人が前に張り付いてたので
少しうしろにさがると
いつものライヴとは違って
ステージからそんなに遠くないのに
「スペース」があるってのが
最高で。
そこであたしは自分の空間をつくって
チバから送られる音を
たくさん浴びたよ。
あたしを一瞬でも見つけて欲しい、
なんて邪心にあふれていて
いつものライヴより
音に没頭できなかったというのは
正直否めないのだけど
たまにはいいじゃん。
こういう勘違いも。
だもんで
水曜にビール片手に
音を感じることで
おなかいっぱいになった
ライヴとは少し違っていたけど。
武道館は武道館でよかった。
広さゆえの
マイナスといえば
ドラムの音がどうしても
いい具合のこもりが出なくて
すかーんってメタルみたいに
なっちゃってたとこかな。
でもパフォーマンスとしては
広いからって
普段と違うことやるでもなし。
セットも何もなく
アンプの上に夜光のマリア像が
あって、ライトが落ちたときに
ぼんやり浮かび上がるぐらい。
アイドンケアの
リフレインが多少多かったものの
いつもと変わらず
期待を裏切らないライヴ。
あ、でも物販テントの横には
こんな巨大看板が・・・→
(光るバッジとかじゃないっす)
あわせるってことに重きをおくという
バンドのベースを作る時期が終わって
メンバーが自分の持ってる個性を
出してどんどんよくなってきていて
そういう意味でバースディって
面白いよな、とは
毎回思ってはいたけれど
特に2枚目のアルバムあたりから
年もずっと下で
キャリアもないベーシストのハルキくんが
「出してきた」感じがすご~くする。
そういうのが気持ちいいって
メンバーお互いが感じてるのが
伝わってくる。
結果としてライヴで表現できる。
それを目の当たりにする幸せを
あたしは感じにでかけるのです。
チバに関しては
冷静に語れないとこ
もちろんあるんだけど。
でもバースディのかっこよさを引き出してるのは
チバの力で。
そういうカリスマ性ってのは
ほんとうにある人なのです、
ただの酒飲みのダメな男でも
あるんだけどさ。(おそらく)
バースディの、
チバの、
発信する音に
動かされる限り追い続けたいと思う。
音楽がこんなに人生に関わるなんてね。
死ぬまでに気づけて
よかったと思うよ。
な~んて
ぐだぐだ書いてるけど
やられちゃってるだけですから。
単純に。

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