金曜は。
大学のサークルの先輩と
サシのみ。
「全米TOP40研究会」なんて
当時メタル少女だったあたしが
ひょんなことから。
しかも他大なのに。
そこは皆でヒットチャートを聴いて
意見交換をするっていう
なんだそれ？って
感じのサークルだけど
これがいろんな大学にある
実は由緒あるサークルで。
でもそうは言っても
所詮大学のサークルなんて
「恋愛サークル」。
あたしもどろどろと
いろんなしがらみが
ありましたよ。
まあそんな時代を
否定する気はないけど。
もう少しできることも
あったような気もしたり
しなかったり。
でも今になって
「呑もうか」といわれ
「呑みたい」という相手が
ひとりでも残ってるというのは
それは財産だと
あたしは思う。
あたしが入った時の
3年生、つまり
幹部の学年だったので
いろいろ遊びにも
連れていってもらった人のうちの
ひとりだけど
当時は
ぼんぼんの
ただやさしい先輩で
あまりたよりには
ならないタイプ、という
印象だったのだけど。
今回呑んでみて
意外にはっきりものを言うだなぁとか
「ちゃんとしてるなぁ」とか。
いい大人つかまえて
こんなこと言うのが
失礼なんだけど
そういうことが
色濃く感じられて
とても有意義に
思えた呑み。
面白かった。
久しぶりに常連の
K代さんにも
お会いでき。
「おーデートか？」とか
五月蝿いっつーの。
でもなぜか好きなんだ、
あの酔っ払いのおばちゃん。
もとい、おねーさん。
しかし
厨房でただずむマスターを見て
覇気がなくて
びっくり。
風邪を召されたそうで。
「食欲ね～んだよ～」
と、少々お痩せになって。
次の日バイトのあたしに
「明日は早じまいしような」
って。
大丈夫かよ。
あけて土曜は。
いつも生活の場としている
駅とは反対方向に
ぶらり歩いて
ぶちあたった新しい美容院に。
カラリング。
やってくれた美容師の子、
大学時代のバイト仲間の
T橋くんに似ていて
しかも日曜にその
T橋くんに会うことになっていたんだけど
こういうのも
何かの縁なの？
ただのカラリングなのに
いろいろ割引券くれたので
またお邪魔しよっと。
ごはん食べたら
眠くなったので
ちょい昼寝。
風がゆらすカーテンの向こうから
やさしい五月の光が。
いい季節だねぇ。
ヒーターをしまい
出したての
扇風機を弱くまわして。
これで畳だったら
最高なのに！
まどろみから覚めて
夕方から『き○助』バイト。
マスターはまだ
元気なく。
まあ土曜だから
適当流して終わりにしましょうか。
客も今年大学を卒業した
もとバイトのH口くんぐらいで。
これは早じまいかな、と
思った矢先・・・
21時すぎのこと。
「まいど～18人連れてきたけど！？」
ああもう
そんなご冗談を。
いや、この人ならありえる、
あたしをこの店に紹介した
M田さんだ！
会社関係のわかものばかり
ぞろぞろ連れてのご登場。
「いや～ケイタイ忘れて
連絡できなくて。悪い悪い」
マスターの疲れ
倍増・・・
あたしも面倒なので
その中にバイト4号よっちゃんを見つけ
「おしぼり配って」
「オーダーとって」
と、使う使う。
大変助かりました。
よっちゃんアイシテル～
しかしM田さんも
こんな若い人ばかり引き連れて
ほんとすごい扇動力。
あっぱれです。
中には前にサルを一緒にやった男子も
数名いたりして
「あれ？ここで働いてるんスか？」と
驚かれたり。
幸い
さんざん呑んだあとの流れだったらしく
オーダー数はそんなでもなかったので
あとは時間が経つのを
待つばかり・・の
マスターとあたし。
まー活気あるのは
いいですがね。
客ゼロの時より。
23時になり
ラーメン食べたい！と
元気な若者たち、
やっと解散してくれ
残ったM田さんとマスターと
おつかれビールを飲む。
「ケイタイ忘れたから
あいつらにつかまることもないし」
なんて言ってたのだけど
なんとこのあと
終電にむけて
M田さんと駅に向かおうとするところで
彼らが待ち伏せ。
まんまと網にかかっていた
M田さんでした。
チーン。
あたしゃ帰るよ！
この夜
やっと「同じ月を見ている」
を鑑賞。
なんといっても
山本太郎がいいけど
ドンちゃんの笑顔に
やられました。
クボヅカくんは
あたしは基本好きだけど
前ほどじゃないかな。
でもおもしろいと思う、この人。
ちゃんと演じてるもん。
白衣を着た時の
透明な首筋なんか
もえもえだしネ。
子役の少年たちも
いい味出してたよ。
なんで、ストーリーとか関係なく
見飽きない感じだった。
黒木メイサ以外は。
なんなんですか、あの大根ぷりは！
美しいだけに残念です。
マンガってどんなんだったんだろ？
たぶん全然違うもののような気がするんだけど、
オワウタどの。
日曜の
タイフードフェスの話はまた。