荒吐いちゃったの~その①

何から書けばいいのでしょう、
仙台での黄金の日々。
やはりいつものように
時間軸に従って書くか。
前日泊の女MJと
時間通りの電車に乗って
上野に着いた時に
しずから電話。
「しおり忘れて、
待ち合わせ場所がわからな~い」
指示した電車には
乗ってくれたようなのだけど
そこまでは想定してなかったよ!
まったく、忘れ物大王の二人との旅は
不安な幕開けじゃ。
それでもうまく合流することが
できて予定していた
弁当屋に行き
駅弁とビールを購入しようとしたら
「なんだ、ここで買ったんだよ、私」
と、しず。
しおりいらないじゃん!もうっ!
無事新幹線に乗り込み
朝っぱらから乾杯。
女MJからはいつもの
お菓子セット配布。
あたしの煮たまごもつつきつつ。
そしたら先発してた1974夫妻からメール。
こちらもしっかり朝から氷結飲んでるらしく。
あっという間に着いた仙台は
しず曰く
「蒲田みたい!きれいな!」
なんなんだその感想。
でも地方大都市だけあって
すべてが駅のまわりに集中していて
とても便利。
駅を中心に広がる巨大歩道橋も
実によくできています。
仙台はあたしは
憑かれたように新幹線に
飛び乗って観にいってしまった
ミッシェルのラスト以来
二回め。
またここで
チバに会えるとはなぁ。
しみじみ。
徒歩5分ほどのホテルに
チェックインだけして
大荷物のまま、シャトルバスに乗り
会場へ。
50分と聞いていたのですが、実際は
40分ぐらいで着き。
ただ着いたところから
会場入口までが徒歩10分くらいの距離で
すでに始まっている
チャットモンチーの音なんか
聞きながらの遠足は
結構な長旅。
とりあえず午前中に目当てのものがない
うちら3人は陣地探し。
4つあるステージのうち
一番奥のメインの見える場所に
シートをしき、ビールで乾杯。
このメインがエゾとは
比べものにならないくらい
すごーく小さくて。
野音を少し縦長にして
平らにしたくらいな?
そんな場所で陣地をとれるのは
すごいと思っていたら
案の定、スカパラになった途端
そこは人ごみの中と化し。
せっかくの陣地にも
ビールを買いにでたら
二度と戻れないという状況に。
やむなく
陣地は人の少ないところに
構えなおすことに。
寝ながら観られるエゾとは
その辺が違うかな。
しかし
ライヴ観にきたくせに
人ごみをさけて
とりあえずごはんを、と
邪道なあたしら。
エゾのようにフードは充実していない中から
地元のおっちゃんおばちゃんのやっている
そば屋で一杯。
うまかった~ん。
そのあと出演直前のバースデーの
インタビューを間近で見られる
ラッキーにも遭遇したのだけど
チバは不在。キューちゃん曰く
「実は行方不明で。
池で泳いでるんじゃないでしょうか。
本番に帰ってきてくれることを
祈ります」
ったく、チバは~~~!
そのあと近くのステージから
聞こえてくる音楽の中
陣地で爆睡。
枯葉のベットが心地よくて
1時間以上本気で
寝ていたらしい。
そんなわけで
11時半に会場に着いたのに
15時半にやっと最初のライヴを体験。
①MONGOL 800
あまりテレビとかに出ないなんて
予備知識もあたしとしてはなく
ただバンドでコピーしてるから
観てみようかぐらいの思いで。
もちろん好きなバンドでは
あるのだけど。
でもうちのメンバーたちに言ったら
ものすごくうらやましがられたので
心して観ることに。
メインステージの後方だったので
結局ルックスはわからないままだったけど
聞きなれた曲をナマで聴くのは
やはり興奮です。
とてもいい曲を書く人たちで
ピュアな歌詞も大好きなのだけど
何よりまわりの若者たちの
そういう思い入れが渦巻いてるのが
すごく心地よかった。
銀杏を見た時に思った感想にも似て。
でも有名な曲ではあまりに熱心に歌うので
本人たちの音が聞こえないジャン!の
ジレンマもあったけど
モン8を観られて
うれしくてしょうがないまわりの人たちの
昂揚があたしにも気持ちよくて。
こういうの、ライヴの醍醐味。
そしてそういう場面に
たくさん遭遇できるのが
フェスの醍醐味だと思うのです。
だけど女MJの感想は、、
「ロデオのがいいじゃん」
と、うちのバンドに一票。
ありがとうございます。
たしかに勢いはうちのバンドのがあるかも!
笑。
②The Birthday
あたしのメインディッシュ。
いつもながら前方に構えたのだけど
はじまった途端、押し寄せてくる
人の波に、少しさがって聴くことに。
かなりヤバかった。
ほんとに池からあがったばかり
なんじゃないかっていう
ひどい寝癖も素敵ですね、
チバさん。
野外やっぱ好きなのかな、
ライヴを観るたびに
丁寧に演ることを心がけていたように
思うのだけど
この日はすごく前のめりで
久しぶりにシャウトも
激しくて。
やっぱかっこいいなぁ。
ただ曲数がやはり
物足りないな。
もっともっと聴きたいという
不満ちょっぴり。
③吾妻光良&ザスウィンギンバッパーズ
チバとかぶっていたので
終わった途端ダッシュして
観に行きました。
ステージの近いありがたさを
実感。
津軽というここのステージは
横に広くて、とても
みやすい感じ。
ちょうど堂島コーヘイがゲストで
歌っていて。
歌より何より
最後にバック転していて
その身軽さに
びっくりしたのだけど
小さい男好きのしずは
これを観て、相当気に入ったらしい。
それはいいとして
いつもにも増して
風にのって届く吾妻さんの声が
ソフトで素敵でした。
もちろんギタープレイも最高。
シアターブルックの佐藤さんを
ゲストに迎えていたけど
全然負けてない。
ってかむしろかっこいいのが
歴然。
佐藤さんに対抗してわざと
WHOみたいな弾き方とか
やってみせるんだけど
あのルックスで(笑)
ものすごくかっこいい!
かっこよすぎて
笑っちゃうんだけどね。
歌詞も何度聞いても笑えるし
期待をうらぎらない
余裕のステージはさすが。
いや~結局新しいバンドも観ず
酒飲んで
寝てる時間のが多かったけど
第一日めはもう満足。
ということで、さっさと退散。
ホテル近くの有名な牛タンの店
『利休』へ
女MJ、しず、1974夫妻の五人で。
帰りのバスで爆睡、
へろへろでもう力尽きたかと
思っていたけど
ビールで皆よみがえり。
利休のメニューの牛タンを
上から下まで!と
頼もうとしたら
ひとり冷静な1974に制されたので
「じゃ、頼まないのを選ぼう」
と、揚げ物系をはずし
結局
炭焼き牛タン
たん刺
牛タンつくね
牛タン角煮
牛タンユッケ
牛タン煮込み
牛タンパオ
あぶり牛タン
を。
それ以外のオーダー
一切ナシ。
う~ん肉肉しい。
あぶりの牛タンは
限定というだけあり
美味いし、
刺身もぶ厚くて。
牛タンつくねは
つくねをもちごめで
ラップしたという変り種。
でもなんといっても
ユッケがうまかった~。
なんだか精力ついちゃって
元気でノリノリになったせいか
なぜかカラオケへなだれこみ。
おいおいなんで旅行中に
カラオケなんだよ。
でもこのメンツならではの
フェスがらみの曲あり
なつかしのオフコースあり
あたしも銀杏初挑戦したり。
タッキー&翼のふりつけを
皆でやってのも笑えたけど
一番の盛り上がりは
クロマニヨンズで。
「歩くチブ」の大合唱。
これで俄然、
「明日はクロマニヨンズ狙いで」
と、1974にまんまと煽動され。
酔って昂揚したまま
ホテルに戻り
気づくと
ケイタイでなにやら打ちながら
寝ていた模様。
2時に目覚めたのに
また同じ状態のまま
寝続けてしまい
きちんと着替えて
ふとんに正しい形で入ったのは
4時すぎ。
何やってるんでしょ、
いつもより広いベッドで
寝れるってのに。

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