何かに誘われて

きのうとおとといは。
土日の疲れを癒すため
直帰。
お家ごはん。
合宿の残りの食材で
焼きうどんの復習。
あまり自信なかったのに
おほめいただいたので
どこがよかったのか
どこが自分で不満だったのか
考えながら。
まーでも大抵のものは
あったければ8割がた
オーケイって
もんですよね。
でもなぜか
あたしはお弁当を
あたため直して食べるのが
嫌いだったりする。
お弁当は冷たいもの、
なんだから
別に冷たいまま
食べればいいってのと
電子レンジの使い方が
よくわからない。
だいたいお弁当箱の中には
いろいろな種類のものが
詰まってるわけであって
それを同じ時間加熱して
すべてがおいしい状態になるとも
思えないし。
だからって
コンビニのやきそばを
あたためずに食べるのは
変わった好みだというのは
認めるけど。
料理でも
レンジを使うのは
苦手で。
かぼちゃとか
じゃがいもとか
よく「レンジでチン」と
レシピに書いてあるけど
どうも思い通りに行かないので
ささっとゆでてしまう。
扉の向こうで光をあびて
勝手に化学変化起こされるより
お湯の中で踊る様子を見張っていたり
竹ぐしさして
塩梅を知る方が
あたしにはわかりやすい。
ところで
きのうはいつもより
少し早く帰れたので
本屋に寄ってみた。
仕事で扱ってる資料を見ると
あれも読みたい
これも読みたい
と思うのだけど
本屋に行くと
圧倒されて
気持ちが定まらない。
梨木香歩に手を伸ばしたのだけど
「家守」ほど
おもしろそうにも見えず。
結局
いつも通り
おそくまでやっている
通りの向かいの古本屋へ行くと
さっき本棚に戻した
梨木さんの「裏庭」が。
あ、これだ今読むべきもの。
そう思わせる雰囲気で
背表紙が呼んでた。
なんだろ、
買いたくなる本屋と
そうでない本屋。
単に古本屋だからって
わけではなく。
たとえば
先日訪れた
吉祥寺にある『百年』という店も
そんな本屋だ。
雑貨や古くてセンスあふれる本たちを
集めていて
並んでる本に
どきどきさせられた。
門仲の古本屋は
そういうのとも違う。
ちっともしゃれてなんかない。
でも行くたびに
あたしが読むべき1冊というのに
出会えてしまう。
相性なのかな。
そんなわけで
のんべえであふれかえる
12月の門仲で
ひっそり営まれる
あの本屋さんが

あたしのお気に入り。
な~んて
「のんべえ」でいる日のが
多いあたくしですが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です