深く潜って、あかを落としてきます!

週末のこと。
金曜の夜は
久しぶりに『魚○』に行ったのだけど
前ほどテンションはあがらない。
木曜に会ったペンのお別れ会
ということもあって
ご無沙汰していたほかの常連さん
何人かに会えたのはよかったし
板長のきんきの唐揚も
抜群にうまかったのだけれども。
~汚れちゃったのはどっちだ。
世界か自分の方か  ギルドbyバンプ
人のせいにばかり
しちゃいけないのだろうけど。
だから
胸に手を当てることは
思い出したらやらねばね。
あ、「ギルド」が
人形劇になったそうな。
なんとなく
「ジャックドゥミの少年期」と
イメージが重なってしまう。
たぶん同じような情熱が
そこにはあると思うけど。
仕事への情熱については
近頃よく考えてしまうよ。
長嶋有が
図書館で本を借りる人のことを
「大の大人がまったく身銭も切らずに
世界を知ろうとするなんて、
いけないことではないが
はしたないことに思える。」
と書いていたのを
つい最近読んで。
ちょっとこたえた。
でも日曜の夜に
我が家の屋上で一緒に飲んだ
Aーリーには、
すごく上手にほめてもらって
ちょっとした光が見えた。
そうそう、
土曜のテーマも仕事だったんだよね。
土曜は
久しぶりの「家飲み」。
中高時代の友人神楽坂のFの家で
料理つくってまったり飲む、を
我々の間ではそう呼んでいるのだけど。
最近は集まるメンツは
決まってきているのだけど
この家飲みの参加資格を持つ
MLのメンバー10名は
不思議な集まりで。
6年間過ごした学校時代に
特別仲がよかったわけでもないのに
ある年の同窓会で
意気投合した仲間。
あれは29ぐらいの同窓会だっけ。
ちょうど同窓会に
連れてこれる年になったガキどもが
一気に揃い、
某帝国ホテルの地下は
ベビーカーの縦列駐車で。
それぞれ気心の知れた友達ではあるはずなんだけど
あの威圧感は何だったのだろう?
妙に誇らしげで
おほほな感じ。
とどめはもと担任の
こども産んでないヤツは
人じゃないくらいの発言。
憤慨して二次会に集まったのが
今MLをやっている10人だったわけで。
いや、負け犬のとおぼえとか
なんとか言われてもね
いいっスよ、
あの世界には用なしと
思いましたよ。
ちなみに10人のうち
でもどり3人。
去年までは離婚率100%がネタでした。
笑えないか。
でもめでたく一人医者に嫁ぎまして。
(戻ってくんなよー!)
そんな浮いた
(浮いたとも思っていないあたりがコワイ)
話もない酒飲み女たちが
集まったら
もう誰も止められない。
誰もついて来れない。
ふふん、こわそうでしょ?
いやいや
とんでもなく楽しく
やめられない集いで。
あたしはその中でも料理担当で
それも楽しみのひとつ。
ここにはダメだししてくれる友や
ひたすら食べ続けてくれる友といった
ナイスな奴らがそろっていて。
今回は
新作の「うざく」を食べてほしくて
和食を想定していたのだけど
図書館で本借りて
(やっぱ、いちいち買ってらんないっス、
長嶋さんよぉ。)
メニュー考えていたら
ワイン飲みたくなっちゃって。
生ハムのパテを。
これ大評判で。
生ハムとクリームチーズと生クリームを
フープロにかけるだけなんで
まったく料理とはいえないのだけど。
定番になりそう。
あと豆腐のテリーヌにも実は
挑戦したのだけど
こちらは失敗。
というか、よく考えてみたら
うまくいった状態でも
おいしいとは思えない。
豆腐とささみ・・
ヘルシーだけどね。
持って行けず、まだ我が家の冷蔵庫に。
手はかかったんだけどな~。
あとはF宅にて
じゃがいもとピーマンとぶた肉の炒め物
うざくをつくり
たりな~いとの声にこたえ
残っていたきのこたちをつかって
稲庭うどんを。
食べてくれる人たちがいるところで
料理できるのは
やっぱり楽しいにゃー。
ただし、F宅は
スタイリッシュすぎて
塩、こしょうひとつにしても
素敵な器に入っていたり
お鍋もこだわりがあるらしく
制約があって
とりあえず道具だけは
何でも揃えているあたしにとっては
なかなかの逆境。
家からきざんだ薬味やら
時には調味料まで
小分けして持っていったりするのだけど・・・。
まあ、そんなことにも
慣れましたがね、近頃では。
しかし、調味料使用するたびに
誰かがにおってみるっていうのも
笑える。
おっと、こんなこと書いたら
怒られるかな。
その時も
話題は仕事のこと。
この優秀な人の中では
あたしは料理する位しか
ノーなしなんで
黙って聞いていたのだけど
M香がこの度転職にあたり
自信がないからとりあえず
資格とりに行き始めたというところから
話ははじまり。
それに対して
TTが厳しく突っ込んだり
Fがなだめたり
していたのだけど
結局皆自分のことが不安で
しょうがないんだなーって。
意外にそうなんだ。って
そこにバリバリ仕事やってるF子から
「仕事やめたーい」なんて
メールも舞い込んだりして。
仲間がいることに
安心してはいけないのかも
しれないけれど
皆同じだなーって
いうのと
いつになく弱音をはいたりして
本音がぽろっと出てくるのが
うれしかった。
前にも書いたけど
中学高校時代を一緒にすごしたという
そのことって
すごく貴重なことなんだなって。
そのゆるがない事実が
あたしたちの根底にながれている
深いつながりなんだなって。
そういうことがこの
節操ある人たちの気を
ゆるませたりして
あたしはにんまりしたりする。
酒飲みゴーカイねーさんたちにも
そんな夜はあるわけ。
秋だね~。
M香に関しては
ほんとうに心配した時期もあったので
これからまだまだ悩んで
進歩しなさいって思う。
死んでしまったら
悩むこともできないんだからね。
ヤツのことは
ずっと見守っていたいのだよ、
エラそーかもしれんけど。
日曜日もまた
素敵な一日だったけど
それはまた。
そして明日あたしは
季節はずれの夏休みを利用して
海辺のお風呂に行ってきます。

「深く潜って、あかを落としてきます!」への6件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    海辺のお風呂?
    海好きな私としては気になる。
    お風呂につかって窓から海が見えるとかそんな月並みなもんじゃないのだろうか・・・ う~む・・・

    ちなみに九十九里にある国民宿舎は海辺に建ったきれいなホテルで、全室オーシャン・ビューなんだけど、大浴場からもすんばらしく海が見えたよ。
    ただし、ご飯はまずい!

  2. SECRET: 0
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    多分、全然世界やレベルは違うンだろうなあと思いつつ、
    やっぱり、もー“若い”=“青い”じゃない最年長のわしは
    人を動かすことができないんだよね~。
    コーチングとか考えるけどさあ、それにしたって
    他力本願な○ホな奴、成長させるのは無理っしょ。
    新聞も読む習慣すらないんだから。
    自分が頑張ってなんとかすればいいのではなく
    人をどう動かし、成長させるかが、ポイントなんだろうね。

    明日は、大雨なら貸切かもよ~。
    向かいは海!!結構、ハマル?いや、どうだろ?

  3. SECRET: 0
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    soukichiどの、いらっしゃいませ。
    リズミカルな文体なんて書いていただいちゃって、うれしいです!
    海のお風呂のこと、書いておきました~
    九十九里もいつか行きたいなー

  4. SECRET: 0
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    元祖どの、きのうはどうもでした。
    はい、新聞読んでないのはあたしです。恥。

  5. SECRET: 0
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    日本語って、いと、むつかし(涙…)
    そーユー意味ではなかったんだよお。
    でも、ゴミンね。
    日々はホント、切ないっす。

  6. SECRET: 0
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    元祖どの。全然謝るとこでないです、そこ。
    気にしてないし。笑。

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