新しい遊びの幕開け。

やっと。
夏が終わった。
夏が終わる時の
静けさは、
いつもさみしく感じるのだけど
夏中続いた
ダブルヘッター生活が
今日終わり
この一気に来た涼しさと相まって
やっと終わってくれた感で
ふぅ、と一息。
そんな幕切れの前の日、
きのうは。
サル関係、とは
最早呼ぶことができない
「飲みトモダチ」
M田、Mス田、T腹のおやじ3人と
☆と一緒に
内幸町で落語鑑賞。
M田さんが、最近凝っているらしく
皆、初体験で。
あたしは近所のバーで
昔昔亭喜太郎さんの落語を
聞いたことがあるけれど
ほぼ初めて。
まず弟子が
ちょいとつかえたりしながら前座を飾り
いよいよ立川志らく登場。
本題に入る前に
世間話的な話をするのだけど
さすが談志の弟子、口が悪い。
M田さんは、そういう規制のないのが
生モノのいいところだ、と
言っていたけど
あたしは、ちょっと苦手だな。
シニカルっていうのとも違ったし。
でもさすがは真打、
ものすごい迫力でした。
「権助魚」「崇徳院」と
つばをとばしつつぶっとばし、
休憩をはさんで
「転失気」「抜け雀」。
「権助魚」は偶然喜太郎さんがバーでやったのと
同じ演目だったのだけど
やはり「巧さ」を感じました、
好き嫌いは別としてだけど。
いつもそうなのかは
知らないけれど
わりとわーわー言ってる感じで
そういう動きとか大声で
笑いをとるっていうのは
好みじゃないかなーと。
はじめてだし、ほかの人も
たくさん観てるわけでもないのに
生意気ですが。
でも落語自体は
すっごく刺激的で
かなり気に入りました。
噺家さんの方も汗だくで
エネルギー使っていたようだけど
観ているこっちも
想像力を働かせて
真剣に話を聞く訳だから
結構疲れて。
ちょっとしたスポーツしたあとの
爽快感みたいなものを
いただくことができ。
機会あらばまた
やりたい遊びだなーと。
そのうち自分の贔屓でもできたら
また楽しいのかもだし。
もう少し、しっとりしていて
声が好みだったら
すごく心地よいだろうなぁ、
なんて。
落語のあとは。
新橋のガード下で
サッポロの瓶を目撃し
のれんをくぐる、
じゃないな、
のれんの下の道路においてある
ビールケースの椅子にすわり
もつ煮だの
砂肝だの。
たれをつけて焼いたつぶ貝は
炭で焼いたこげ具合が
香ばしくておいしかったなぁ。
でもこれつぶ貝じゃなくても
なんでもいいかも、と
スキンヘッドのT腹さんと大笑いしたり。
☆もM田さん以外初めてだったけど
おやじ呑み慣れはさすが。
「こいつ、おやじと呑んでるみたいだから
楽でいいんだよ」と
あたしを表現するMス田さんとも
意気投合しちゃってたし。
何話したか
ほとんど覚えていないけど
『黒船屋』にはしごするぐらいの
盛り上がり。
こちらも外に席があったので
外で飲ませてもらったのだけど
外飲みにはいや、いい季節だねぇ。
となりのラーメン屋に
途中はしやすめ(?)に行ったりという
おきて破りが許されたのは
T腹さんのコワオモテのおかげ?
そんな大人遊びの夜でした。
新橋はやはりおやじと一緒がいいね。

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