春はタクシーに乗って

さてさて土曜なんだけど。
午前中に免許の書き換えすっか、と
自転車で東陽町の試験場に行ったら
なんと休み。
「平日・日曜」って、土曜は休みなのね。
うかつだった・・。
でもま、そんな遠くないし
ちょっと春風サイクリング。
昼を待って美容院入り。
家からたびと草履に
ワンピースという不審な格好で小走りに。
前日に預けた振袖を着付けてもらいに。
肌襦袢から、
枚数はそんなに着るわけでもないのに
腰にまわされたひもの数ときたら。
でもたまにはぎゅうぎゅうしばられ
気持ちいいかも。
背もなんとなくピンとするしね。
しかし帯はやはりプロだね。
そこまではもしかしたら
習得できるかもしれないけど
帯は絶対無理。
すごーく力がいるし。
こっちは椅子にでもつかまってないと
倒れちゃいそうな勢い。
できあがって外に出ると・・。
いやあ、ヤバい!
あまりにピンクが明るくて
ちんどん屋?みたいな。
特に自然光の中に立つと妙に浮いた感じして。
それでも若い子が着ると自然なのかもしれないけど
さすがにちょっと後悔。
でもせっかく借りたし
まずは自分が慣れねば・・・と思い。
とにかく自分が見慣れないってのが
あったかも。
大安のこの日は
大学の時の友人A木の式と披露宴。
16時の式に間に合うように
門仲からタクる。
六本木は全日空ホテルざます。
なんと20分でついてしまい
大学のもう一人の友Mホをロビーで待つ。
1,2年の頃はよく3人でつるんで
教室の窓から抜け出したり
高校生みたいなことしてたなぁ。
A木が江ノ島の住んでいるので
車で通学してきた彼女の車に乗ったり
あたしが車出したりして
しょっちゅう江ノ島ドライブに
行ってた気が。
ある時はテープが竹内まりやの
「リクエスト」1本しかなくて
それを延々繰り返して
延々大合唱だったり。
おかげであのアルバムはそらで歌えますわ。
式が始まり、デジカメなぞもたぬあたしは
使い捨てで新婦を激写!と思いきや
チャペルが暗くて残念。
あまり写真とれず。
ドレスはレースが少ないシンプルな長袖で
メイクもいつもとあまり変わらない感じだったけど
健康系の彼女にはぴったり。
とても似合っていたよ。
そして披露宴。
テーブルにつくと忘れていた
大学時代の顔見知りが数人。
このテーブルだけ盛り上がって
五月蝿いんですけど・・・。
花嫁のお色直しのドレスの色を
賭けたり・・・。
(皆ハズレだったんだけど)
でも一応お嬢さん大学なもんで
話している内容はすごいすごい。
ついてけませ~ん。
まーいいや、美しい花嫁肴に
しっかり飲んでしっかり食べて、と思い。
オマール手長海老赤貝の貝殻仕立てバルサミコの香り
(貝殻仕立て?)
まろやかなオマール海老のロワイヤルとコンソメスープ
(ロワイヤル?)
オリーブオイルで焼き上げた真鯛を根セロリと赤ワインソースで
(体言止めじゃねーのかよ!)
シャンパンシャーベットミックスベリーの香り
(香りだけかよ!)
網焼きした和牛ロースと柔らかくブレゼした2種の味わい
(で、2種って?)
温野菜
(で、1品かよ。覚えてねぇ。)
有機野菜のサラダ
(ああ、いたいた)
ラズベリーとチョコレートのムース”祝婚歌”
(ラズベリーとチョコレートのムース、でいいでねぇの?)
フレッシュウエディングケーキ
(ごちそーさま~)
シャンパンは当然おかわりするとして。
(だからって何杯もつぐな!)
ビールっていったら
なぜか瓶をおいてかれるし。
(ぬるくなるでしょ!)
友人Mホはいきなり赤ワインたのんでるし。
甘いものでてきたからスコッチをたのんだら
普通のコップになみなみと・・・
ウーロン茶かよ!
なーんて突っ込んでますが
おいしゅうございました!
たぶん酒が一番集まっていたテーブルだったのでは
ないでしょうか。(いつものこと。)
振袖ってことは
すっかり忘れてたよ。あはは。
披露宴が終わると
Mホとさっさと退散。
やはり大学時代の友人、というのは
現役の友達には勝てませんからねぇ。
と、ちょっといじけ気味でね。
で、二人でタクシーに乗って
『き○助』へ。
振袖じゃホテルのロビーぐらいしか
いれないけど、『き○助』ならいいや、と思い。
同僚☆にバイトを代わってもらっていたし
様子見も兼ねて。
店の前についてみると
外にまで聞える大騒ぎ。
「いや、いつもはこんな雰囲気じゃ
ないんだけどね・・」
なんていいわけしつつ
Mホと二人で潜入。
唯一空いていたカウンターにすわり。
マスターも☆もてんやわんや。
代わった時に限ってこの混みよう、
手伝いたいけど振袖じゃ
かえって邪魔だろうし、
なんか申し訳ないなと思ったら
☆は結構楽しんでいる模様。
まあそれに騒いでるのは
マスターの同級生の集団だし。
こちとらおなかもいっぱいだし
放置してくれていいよ、
と瓶ビールをちびちびやっていたら
マスターがお寿司にぎってくれたり。
なんとか落ち着いてきたところで
デジカメ持参のマスターと
記念撮影パチリ。
まるで父親のような顔だったとは
☆談。
おとーさ~ん、ちゃんと写真
送っておくれよー。
(注:マスターPCオンチ)
そうこうしているうちに
Mホを入れかわりに今度は
神楽坂に住むFが
サンボのチケット持って来てくれて
さらに飲み。
いやー結局フレンチより
居酒屋だね。
たしか着付けたばかりは
もうちっとういういしい感じだったはずが
やはり居酒屋のママと化すの図。
あたいに似合うのはやっぱ
黒ラベルだ~。
きら~ん→
「袖ふりあうかい?べいべー」
1時半まで『き○助』で飲み
タクシーで帰宅。
タクシーな一日だったなぁ。
着物、いいんだけど
さすがに最後は体をしばっていたひもたちが
しめつけられてきて
家に帰りついた時は
いっぱいいっぱいで。
脱ぐのも大変ね、着物って。
死ぬかと思ったー。
でも、なんか気分変わっていいので
また着たいな。
貸してくれた元祖&しずに感謝しつつ
またよろしくねー♪
でも「ピンク」の「振袖」は
卒業かな。

「春はタクシーに乗って」への10件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    きゃわいい(^0^)
    たまには違った雰囲気でナーイスッ!ですぅ♪
    今度、魚〇にも参上してくださいな☆

  2. SECRET: 0
    PASS:
    オーッ!ワシも免許の書き換えだぜ。でも土曜日ダメって不便だよね。日曜日はすでに予定が詰まっているのだよ・・・。ワシ最近和服に目覚めたのよ。ステージ用の和服を仕立てたら普段にも着たくなった。でも目線はなんかエッチっぽいっすよ・・・。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    えみちゃん、ありがと。
    黙ってればあたしもこんなものなのさ!

  4. SECRET: 0
    PASS:
    はっちゃきどの、男の和服もいいよね。普段着として着慣れると、楽らしいよ。ステージ用って、スパンコールがちりばめてあったり??笑。
    残念ながら、あたしエッチっぽくならないのだよ。たぶんどっちかといえば「ガンつけてる」感じ?

  5. SECRET: 0
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    いえ~い!じゃあ今度着物でオフしようぜ。着物でテニスで魚でカラオケで!!目線というのは「写真の目を隠している線」という意味ですYO。

  6. SECRET: 0
    PASS:
    ああ、課題がどんどん増えますね。
    こなして行きましょう。
    早くしないと、だんだん不可能な企画になってきそうですものね。

  7. SECRET: 0
    PASS:
    ちなみに、わしらの父親は家ではいつも着物でした。
    鞘に入ったレプリカの日本刀(木製)を手に散歩に行き
    野良犬にちょっかい出して、警察から電話が来たことも。
    その妻が着物好きなんですよお、ベイベー。
    また、着てやってください。

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