一瞬の浮遊する季節

きのうは。
珍しく同僚☆の方から
飲みのお誘い。
どうしても飲みたかったのは
うちのバカ社長と
すまして座ってるだけのバイト野郎のせいで
右に同じくって感じの日だったので
ふたつ返事だったのだけど。
いつもなら
この時期にもらえる
お花見ランチも今年は
年度末のドタバタに消え
恒例の靖国詣でも
できてなかったので
ちと寒かったけど
ぷらぷらと北の丸公園を通り
武道館横を抜け
桜とまたご対面。
お濠に届くほどしだれる桜に
ため息。
すてきぃ~のね。
さすがに真夜中とは比べものにならない数の
人出。
ケイタイかざして桜を撮る人あり
無理矢理桜の下に陣取って
花見をする人あり。
上ばかり見てバランスくずしてる人あり。
そんな人々に混じって
靖国神社に横手から入ろうと
少し濠に沿って歩いたところ
すいません!
あたし間違ってました!
ここが「千鳥が淵」なんですね。
に、遭遇。
武道館に入る門の前あたりが
一番すごいのかと思ってたよ、今まで。
お濠に沿って
靖国通りを背に中に入って行くと
すごい!
ライトアップもされちゃってるし。
花のトンネルなんて言葉を超えて
なんつーか、花に包まれた異空間。
距離感ももてないほど高い
桜の天井が。
そこにはあった!
花の隙間から
ほんのちょっとだけ見える紺色の空は
ブラックホールかよっ
ぐらいな
不思議体験。
包まれているのに
浮遊してるっていうか
その先には何もないっていうか
どこまでも続く感じっていうか。
あん、うまく書けん。
桜の下に死体が埋まっている!
って言ってたのは
横光だっけか。
死体がうまっているということを
実感することはないけれども
そこここにある看板には
やはりぞっとしますわな。
それよりは
桜を見るといつも
満開の下、狂ってしまった女を演じた
毬谷友子を思い出す。
ええ女よのう。
好きです、毬谷さん。
社長たちへの怒りも消えて
花に満足したあとはだんご、
ということで靖国神社に入り
夜店巡りを。
去年渋谷のYと二人で
実はブルーシートスペース侵入を図ったのだけど
あっけなく管理のおっさんに追い出され。
でもさ、あそこ誰が誰の権限で
金払わせてんの?
靖国神社経営?
予約とかどこですんのよ!
とか思ったら・・・
今年は見つけたよ、Y!!
「場所とり事務所」なるもの。
ただし誰がやってるかは不明。
人相悪かったことだけは確かだけど。
でもあの混み具合といったら。
たしかに食べ物も飲み物も豊富だけどさ。
予約っていくら払うんだろ?
気になる気になる・・・。
しかし今時の夜店は
バラエティに富んでるよ、ったく。
ちなみに去年食べた中では
鮎の塩焼きが
バツグンにうまかった。
どこぞの鮎さんだか存じませぬが・・。
今年はおやき(まずっ!)と
ホルモン串なるものを。
後者はまるで衣を食べている感じでしたが
ソースがうまかったので許す。
あの駄菓子のぺったんこのフライみたいな。
100円だし。
買い食いのジャンクさは味わえたってことで。
寒いってこともあって
靖国神社をあとにして
とぼとぼと『魚○』へ。
すいていたので
久しぶりに板長の前へ。
わらさの刺身
手作り豆腐を。
そしたらうなぎの稚魚の
なめろう状態のものをつけてくれたので
ビールから佐久の花へ切り替え。
ぶりのこどもらしいのだけど、
わらさ、、おいしかった。
それからいつものいも煮と
メニューにはない焼かないおにぎりを。
店長○宅くんの欲しいっていう
プラダのシャツの載った雑誌みせてもらったり
板長にグリーンピースの使い方
教えてもらったり
完全ダベリ状態。
またもや椅子があげられる時間までいて
一緒に店閉めて帰りましたとさ。
帰宅してからは
お弁当のおかず用に
ぶたとウドともやしの炒め物を。
マスターにならって
しょうが焼き風にしてみました。
もう少ししょうがすればよかったかな、
って感じだな。
あたし味覚こわれてるのかな。
ちょっとのエッセンスじゃ
効かなくなってるかも。
クセないとだめなんだ、なんか。
大人になったのか
老人になったのか。

「一瞬の浮遊する季節」への2件のフィードバック

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    そっか!梶井でしたね~。恥。
    で、この雨の中行くのかい?そっか雨の花見も、また違うかも。
    しっとりしてきてね~ん。

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