そこはあたしの宝石箱

3日早朝便で帰京。
ちなみにあたしは
モノレールが大好きで。
しかも一番前ね。
上下左右にカーブする線路を見つめながら
ゴトゴトと進んで行く感じが
大好き。
あんまりじろじろ見てると
運転席のカーテン下ろされるという
悲しい目に遭うので
さり気に見るのがポイントなんだけどね。
時間は東京タワーの灯がともってる時に出るか
夕暮れの景色を楽しんで
夜の灯のともる羽田に向かうのと
朝、早い時間に羽田から帰ってくるのが
ベストだと思う。
夜の羽田の誘導灯を見るといつも
昔あった「宝石箱」というアイスクリームを
思い出します。
たしかピンクレディが宣伝してた。
あれ、当時50円アイス全盛の時代に
100円したので、たまーにしか
買ってもらえなくて
文字通り「宝石箱」だったんだよ、
あたしには。笑。
バニラアイスに「宝石」という
緑とか赤(味によって違ったのかな?)の氷の粒が
ちりばめてあって。
なんだかそれをね、思い出す。
朝は、
晴れていると富士山がどーん見えたり。
富士山って不思議だよね。
ほんとうにでかく見える時がある。
タイムマシンにお願いできるとしたら
昔、ビルがなくて
富士山がどこからも見えていた時代に
行ってみたいよ。
残念ながら3日の朝には
富士山は見えなかったのだけど
でもどこかの山脈のあたまが
見えた。
雪をかぶっていて
遠くに、蜃気楼みたいに。
あたしは
関西で育った(といっても小学校入る前までだけど)せいか
やっぱり山が見えると
安心する。
東京で暮らしていると
ほんとうに見る機会少ないもんな。
だからたまに富士山が見えたりすると
大興奮してしまう。
それでも、
それでもね。
羽田からモノレールに乗ると
帰ってきたって感じ、
すごくする。
死に場所はともかく
あたしの生きる場所は
東京なんだな~と
確認できるのかも、
モノレールに乗ってる時間って。
しかし
せっかく「あたしの部屋」に
帰ってきても
テンションはあがらず
3日は「新撰組」を観て
過ごしました。
どこにもでかけずに
誰にも会わずに。
そしてなんと酒も飲まずに。
でもしっかり料理して
煮物やらおからやらテーブルに並べていて
ほんとうに人間は
「食う」と「寝る」
なんだなーと思ったよ。
ちょっとあきれつつ、
でもどうやら低いながらも
生きる気マンマンらしい、自分。
やっぱりね。
4日はもう
何をしたか覚えていないけど
たぶんテレビやビデオをみて
5日からは
サラリーマンらしく
遅刻もせず
会社へ行き
おみやげを配ったりした。
こんなあたしを誰が
「ベイベー」と呼ぶ?

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