世界の中心はそこじゃないと思うぜ

エゾから戻って
まだ間もないのに
すでにいろいろなことがあって
いろんな気持ちが錯綜。
今は、意外に仕事にすんなり戻れた自分を
嘆きつつ。
きのうは
休みをとってよかった。
日曜昼、
エゾ明けのくせに
すでに朝の千歳
昼の羽田でビール飲んで
朦朧としながら
洗濯とかしているところに
バンドのメンバーから
「姐さん、やっぱバーベキュー
来れないの?」の再度の誘い。
1泊3日の弾丸ツアーのあとに
行くわけないだろ、と思っていたのが
気付いたら、蒲田まで。
サッポロビール味のチョコの夏土産を持って
ヴォーカルのYスんちに合流。
Yスの家族や親戚たちもいて
なんだか、お盆の里帰りみたいな感じで。
メンバーは、あたしが来るとすぐに
別の用事とかで、ドラマーくん以外
帰ってしまうし
Yスの兄弟といとこたちが
皆つがいで子連れなもんだから
すごいさわぎで
最初は途方にくれたけど
気付いたら
こどもおっかけまわして
Yスの親戚の一部と化してた・・
あーいう状況で
楽しめる自分って
ほんと不思議。
で、最近結婚したという
Yスの姉のK苗ちゃん(といっても
当然あたしより下)と意気投合というか
とても気に入られてしまったようで
いきなり人生トークを。
でも、さっぱりしていて
しっかりしているので
悩んでいるといっても
全然聞き苦しい話ではなかったけど。
K苗ちゃんの話や
つがいで子連れで遊びに来ている人たちや
我が家では考えられない
姉弟の仲良さや
家に集まるということや
なんやかんやを
ちょっと考えさせられてしまって。
あの人たちは何も考えずに
あそこの一員なのだろうか?とか
あたしは、ああいう状況にいたら
そうなっていたのだろうか?とか
そして一番中心にいそうなK苗ちゃんが
意外にそんなことも含めて
迷ってたりしているんだなーとか。
そんなわけで
きのうはその延長で
毎日やっていることの意味とか
エゾでやってきたことの意味とか
これからやろうとしていることの意味とか
ちょっと考えてみた。
バスにゆられたりして。
そしたら思わぬとこで
グっとくるスカートに出会ったり
それに合う日傘にも出会ったり
買い物日和でもあったのだけど。
でもただ考えているより
人の話をもっと聞きたいような気がして
映画を観てみた。
どんなことを考えて生きてる?
って人の話を聞くみたいに
あたしは日本映画を観るのだなーと
思った。
はじめて。
で、観たのがセカチューなんだけど。
笑。
こう見えても
「純愛モノ」好きだからさ。
未来くんも好きだし。
制服着てる日焼けした男の子は
女子校だったあたしの
永遠のあこがれの象徴だね。
焼きソバパンほおばるとかさ。
二人乗りとかさ。
そういうの。
しかしなんなんだ?セカチュー。
ワケわかんねー。
あんな支離滅裂な映画でいいの?
小説はどんなだか知らないけど
もうちょっとちゃんと作ってよ。
予告編で全部じゃん。
それ以上何も言ってない。
ただの初恋映画じゃん。
恋人が死ねば、純愛なのか?
で、すっきりしないんで
もう一本観た。
『深呼吸の必要』なんだけど。
こっちのが、人の人生観たな、
って感じしたかな。
沖縄のとうもろこし畑の
収穫の手伝いに来た
人たちの映画で
とくに細かいエピソードは
語らずなんだけど
気持ちの変化がね、
伝わってくる感じ。
最初見たはてしないとうもろこしの畑を
少しずつ片付けて行きながら
何かが変わって行く、みたいな。
おこる事件はありがちだし
キョーレツな何かってわけじゃないけど
いい映画だと思った。
そしたらまた
考え事をしたくなって
夜の門前仲町にくりだした。
新しいスカートはいてみたりして。
と、いっても駅の反対にあるドラッグまで行って
きれかけていたシャンプー買って
ぷらぷらと帰ってきたのだけど。
気付いたら
エゾロックのビール用に用意した
500円玉ばかりの小銭入れしか持ってなくて
シャンプーかったら
わずかなお金しか残らなくて
久しぶりにドキドキした!
あたしは、常にこがねを持ち歩いて
たとえばどこからでもタクシーで帰れるとか
自分でオトシ前つけらえるよう
備えてる人なので。
だから余計に、ね。
永代通りに出るとイザヨイ、じゃない
十七日めの月が、ぼんやり浮かんでいて
もうちょっと逍遥したくなったので
ビールでも買ってそこらの水辺で
夏のおわりの風にあたるかな、、
と思っていたら
通りのむこうのパチンコ屋やら
遅くまでやっている居酒屋の明るい看板の中に
お月様と同じにぼんやりと
あたしを誘う灯りがあって。
最近新しくなった古本屋。
わりと遅くまでやってるんだ。
・・・って入るなり
安部公房の「榎本武揚」ゲット。
きのうは買い物日和だったらしい。
なんか、呼ばれたみたいだな。
なーんて一日を過ごしたら
エゾロックのことも
ずいぶん前のことのように
思える今日この頃。
忘れないうちに記さんと思うが。
またあした。
バッカダモ~ン♪(by Ozzy)

「世界の中心はそこじゃないと思うぜ」への7件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    お帰り~!!そんだけ、行動してたら、確かにエゾロックは
    果てしなかろう…。お疲れ様でした。
    『セカチュー』原作読んでから観たから、
    私は、未来くんに圧倒されたね。死ぬとか、
    そんなんじゃなくてあの、青さにくらっと来た。
    何が純愛だよ。バッカじゃねーの?
    だから、たまたま休んで見た
    再放送、『ウォーターボーイズ』にもはまった。

    この夏はキツかったよ。今夜のベイベーのブログが
    わしに風運んでくれるといいなあ~。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    おかえり~。で、『深呼吸の必要』は、ワシも観た。あんまり期待せずに観たんだけど、けっこうよかった。予定調和的な話なんだけどね。ところであの畑は「さとうきび」っすよ。「とうもろこし」は北海道だべ(笑)。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    で「さとうきび」といえばラム酒っすよ(笑)

    「深呼吸」は見よう見ようと思いつつ見てなくて、はっちゃきどののレビューを見て、ああ見ようと思って・・・まだ見てなくて・・・・

    それどころか映画観てない・・・

    宣伝ですが「ウォーターボーイズ」は僕らの高校の話です。僕等が後夜祭の準備でどたばたしてる最中に水泳部は一生懸命練習してたな~。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    皆様ただ今です~。
    元祖どの、喘息はいかが?
    はっちゃきどの、そうそう、あたしアホですね。さとうきびでした。やっぱ北海道帰りはだめですなぁ。
    roadmanどの、あなたのページのラム酒かなり気になります。ヘリオス酒造のラムではないのですよね。
    ヘリオスといえば、元祖どの。沖縄で訪ねたとか。
    そしてその話をしたのは、はっちゃきどののライブを見ている時。
    んでもって、男のシンクロ!roadmanさん、そんなに近くで??オドロキです。あーも~コメント欄でも「つながって」いて、面白すぎるぅ~

  5. SECRET: 0
    PASS:
    やっぱりね…。ほら、つながったよ~。
    roadmanさんって何者だろ?最初は『born to be bad』かと
    思っていたが。これって、やっぱ自転車の名前?から
    なんと、ここまで。

    男子高校生か…←遠い目

  6. SECRET: 0
    PASS:
    男子シンクロの高校とと言えば、昔ワタクシが住んでいた、さつま芋と蔵造りで名高いあの街にある高校ですな。「蔵=くら」といえばヘリオス酒造のヒット泡盛で。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です